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平成22年決算審査特別委員会(第2号) 名簿 開催日:2010-09-09
平成22年決算審査特別委員会(第2号) 本文 開催日:2010-09-09

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  1. 白石市議会 2010-09-09
    平成22年決算審査特別委員会(第2号) 本文 開催日:2010-09-09


    取得元: 白石市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-11
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1      午前10時開議 ◯山谷清委員長 おはようございます。  ただいまから本日の会議を開きます。  審査に入る前に申し上げます。大町委員から欠席の届け出があります。  答弁を保留しておりました件について、半沢行政改革推進室長より答弁をいただきます。半沢行政改革推進室長。 2 ◯半沢弘道行政改革推進室長 きのう保留いたしました水落委員の質疑にお答えします。  市のホームページに掲載いたしました平成21年度事務事業評価一覧の見方でございますけれども、その中でも、質疑のあった市議会関係につきましては、担当が総務課総務係で、市議会関係事業ということで、評価した結果でございます。  ホームページ上にも説明がありますように、評価の方法として四つの視点から評価を行いました結果、OS値事業成果指標、具体的には提出期日までの各課からの議案提出率議案印刷後の訂正箇所の減ということにつきましては、20点満点中16.7点ということでした。  BSということで、これらについては財務効率化指標ということで、具体的にはコピー代、紙代などの経常経費の節減等でございます。これについては10点でございました。  ES、これは職員活性化指標ということで、職員の業務効率度の向上ということで、これについては7.5点でございました。  CS、顧客満足度指数でございますけれども、これは具体的に言えば、市議会だよりに対する市民の満足度ということで、これについては3.2点でした。評価の結果、偏差値が33.2点でございました。  そういう結果から、改善・効率化ということで業務改善シートの提出を求めて、改善・見直しプランを作成し、業務改善に努めたという内容でございます。そういうことでご理解いただきますようにお願いいたします。 3 ◯山谷清委員長 それでは、昨日に引き続き一般会計の質疑を続けます。  この際、委員長からお願いをしておきます。質疑をされる場合は、整理してページ数とその項目を示し、簡潔に行うようお願いいたします。  それでは、質疑に入ります。 4 ◯水落孝子委員 ただいまの成果の10ページ、事務事業評価導入事業についてご説明いただきました。それに関連してですが、事務事業評価制度を導入するというのが平成17年度でして、このときには導入に際して大変活発な議論があったと記憶しております。実施5年目を迎えまして、201事業が評価されまして、そのうちの二次評価で170の事業が今改善・効率化が必要であるという現段階になっています。  そこで、評価の方法のバランス・スコア上のただいまのBS、ES、OS、CSの物差しが、例えば財務会計庶務業務などと福祉関係事業、それから教育関係、あるいは児童館の業務などに同じ物差しを使えるのかという疑問を感じますが、これをどのようにお考えなのか、まず1点目としてお尋ねいたします。  それで、二つ目は私もよくわかりませんが、事務事業評価導入事業の評価は必要ないのか、この二つの点についてお尋ねいたします。 5 ◯半沢弘道行政改革推進室長 ただいま水落委員からの質疑にお答えいたします。  事務事業評価については、今おっしゃったように、平成17年から試行という形で実施されて5年を経過いたしました。その中で、職員の意識改革ということで一定の成果がございました。それで、この事務事業の目的にありますように、市民サービスの向上、説明責任の向上を図るために、本年度から評価対象事業見直しあと事務事業評価いわゆるBSとかCSとかございましたけれども、そういった評価シート見直しを現在いたしまして、今年度から新しく見直しをして進めているということでございます。
       〔水落孝子委員「2番目はあり得ないということでしょうか」と呼ぶ〕 6 ◯半沢弘道行政改革推進室長 (続)すみません、答弁漏れがございました。もう1点、いわゆる評価事務に対する評価をしているのかという質疑でございますけれども、それは行政改革推進室評価係の方でやってございます。 7 ◯水落孝子委員 すみません、今、行政改革推進室の方で別に評価をしているということで、それを見ていなかったものですから、よろしければご紹介いただければと思います。 8 ◯半沢弘道行政改革推進室長 大変失礼しました。ホームページ上に掲示してございますけれども、コード番号が931ということで、行政評価事業ということで評価をいたしております。 9 ◯制野敬一委員 それでは、3点ほど確認をさせていただきますけれども、まず第1点、成果の77ページ、農地・水・環境保全向上対策事業の中で、一番下に予算の執行状況及び財源の内訳、決算が232万1,000円となっておりますけれども、この中に記載されております支援交付金が877万6,560円と。この金額の差異というのですか、これが逆に反対だったら、決算の中でこの一部が農地・水に使われたんだなとも感じるんですけれども、これが反対になっていますので、この辺の整合性を答弁願いたいと思います。 10 ◯佐々木徹産業部長 77ページの一番下の予算執行状況及び財源内訳の欄を見ていただくとわかるんですけれども、この一般財源219万7,139円につきましては、この中段のところにウとしまして、支援交付金の単価というものが載っておりまして、財源内訳としまして国が2分の1、県が4分の1、市が4分の1ということになっておりまして、その4分の1相当が219万7,139円ということでございます。 11 ◯制野敬一委員 納得しました。  それでは、水質汚濁の方の件で質疑させていただきます。  成果の65ページの中で、川原子ダムの出口で、環境基準値BODで平均、最高とも若干オーバーしております。それから、水素イオン濃度いわゆるpHですね、pHもオーバーしているということで、この成果の中には継続して経過を観察していくというようなコメントが載っております。ただ、本定例会の冒頭で河川環境特別委員会保科委員長から、これについて問題がないというような報告がありました。したがって、推測するのは、このときの水質検査のときとは、その後の水質検査を行って問題なくなったんだと私なりに推測をしたわけですけれども、経過観察をする場合にどのくらいのスパンで、例えば基準値を超えた場合どのくらいのスパン水質検査を実施するのか、その辺を第1点お尋ねしたいと思います。  そしてまた、水質検査をするのには、これは業者の方にまるっきり全部委託するのか。委託しても、市の職員がサンプル採取のときには立ち会って採取をするのか、その辺についてもどのような方法で水質検査がなされているのか、まずお尋ねしたいと思います。 12 ◯遠藤篤志民生部長 水質検査の関係についてお答えをいたします。  川原子ダム周辺水質検査でございますが、これは年に2回ほど実施をしております。昨年は5月の中旬、それから、ことしの冬期間2月の初めごろに実施をしております。結果、ここに記載されてありますように、水素イオン濃度、これは俗に言うpHでございますが、多少アルカリ性が強かったということと、それからBOD生物化学的酸素要求量)、これの基準値がちょっと高かったというような内容でございます。  原因としましては、例えばpHが高いということは、これが必ずしもそうだとは言い切れないのですが、一般論としましては例えば洗濯水の流入などが考えられるかなというふうに考えております。  それから、水質検査につきましては業者の方にすべて委託をしておりますし、次の実際の採水、し、水の取水につきましても、これもすべて業者の方にお願いをしているというような内容でございます。 13 ◯制野敬一委員 その点についてもう少し突っ込んでお尋ねをしますけれども、この測定回数が2回というのは年の2回なのかなと理解をしました。そのほかの地点は年に4回水質検査をされているわけですけれども、川原子ダムだけがどうして2回なのか。  それから、2回であれば、最高と最低値が2回ともぴったり同じ数字というのは恐らく不可能だと思うのですけれども、そうなった場合に、このデータは余りにも粗過ぎるのではないかと。例えば4回採取した場合に、最低値、最高値、平均と出してここに記載した方が、より明確に具体的になるのではないかと。せっかくこれだけの水質検査をしているので、実際に4回やっているのにこの平均や、どこでの何回目がこのデータで、何回目がこのデータだというのが全然これだけでは読み取れないと思うので、これは今後の課題というふうなことになると思うのですけれども、どうして川原子ダムが2回だけで、そのほかが4回の測定の回数になっているのか、その辺をもう一回お答えいただきたいと、このように思います。 14 ◯遠藤篤志民生部長 お答えをいたします。  まず最初に、川原子ダムだけがなぜ2回なのかということでございますが、まず、市で水質検査を実施しておりますのは全体で28カ所ございます。ここの成果につきましては、主な地点について掲載をさせていただいているということについてまずご理解をいただきたいと思います。  それから、平均値というようなことでございますけれども、例えば4回実施した場合に、季節というか年に4回あるわけですけれども、そのときの最高のものと最低のものと、それを平均したものをここに掲げさせていただいているというようなことでご理解をいただきたいと思います。  なお、川原子周辺につきましては、ここに掲げておりますのは川原子ダムの出口というようなことで検査を掲げさせていただいておりますけれども、ダムの入り口という部分につきましても水質検査を実施しております。 15 ◯制野敬一委員 この点については、基準値がオーバーした部分については、できるだけ環境に配慮しながら行政もやっていかなくてはならないというふうな観点から、もう少し頻度を高めて安心であるというふうなデータで、ぜひ今後管理をしていただきたいと、このように希望的なことをまずお願いしておきます。  それから、成果等に関する説明書の119ページ、学校給食のことについて若干確認をさせていただきます。市長の答弁等では、地産地消ということで、米飯給食の場合は約半年間はこだわり米を使っていると。残りの半年は一般米で供給しているというようなお話ですけれども、年間どのくらいの米の消費量があるのか、まず第1点お尋ねをいたしたいと、このように思います。 16 ◯一条秀義学校教育課長 ただいまの質疑についてお答えをいたします。  こだわり米の関係ですが、毎年11月から3月までの期間にこだわり米を提供しております。こだわり米の総量が平成21年度で21トンという数量でございます。 17 ◯制野敬一委員 そうすると、大体11月から3月までですから5カ月間ですか、ですから一般米は倍ちょっとですから、45トンぐらい年間消費されていると推測できるわけです。  なぜこんな質疑をさせていただくかというと、実は10日ほど前に、私どもの方で農家を対象に集落座談会というものがありまして、そのときにちょうど米余りの話がJAの方からあったわけですけれども、私も流通の方を最終的によく理解できなかったものですから、そんなに余っているんだったら、せっかくこだわり米、白石市の場合では約半年間はこだわり米を使っているけれども、残りの半年間は一般米で供給しているんだと。そうであれば、JAでもっと積極的に行政の方に働きかけこだわり米を使ってもらって、安心な米を提供したらどうなんだという質問をいたしましたところ、JAの方では、むしろそういうのではなくて、こだわり米とかそういう安心米を使うのは、むしろ自治体とか生徒の保護者とか議員とか、そういう皆さんが逆に行政の方に働きかけて、ぜひ使ってほしいという要望を出すのが本来なんだというふうなことをJAの専務からお答えをいただいて、私らはJAの方である程度そういうふうにして、こだわり米はこのぐらいの量があるから半分ぐらい何とか使ってくださいという働きかけをしているのかなと思ったら、逆にそうではないと。  実は専務は角田市出身なので、青年部が一生懸命に行政に働きかけて、角田の安心米を週5回の米飯給食にすべて供給しているんだというような話だったものですから、そこに同席した我々組合員も、なるほど私も大変その流通の方の勉強不足だったものですから、今後の部分で、ぜひ白石市でも大体65%がこだわり米の作付を実施しているということですので、十二分にその供給はできるものだと。今後、我々の方も父母教師会とか自治体を介して、ぜひ安心米こだわり米を使ってもらうように今度は働きかけをしますけれども、この一般米を……。 18 ◯山谷清委員長 制野委員に申し上げますが、議題からそれている状況になっているんですよ。それで、今聞いていますと要望なんですね。ですから、整理してもう少し簡潔に行うようお願いします。 19 ◯制野敬一委員 わかりました。ありがとうございます。  それでは、そういう関係で、今まで一般米を使っていた理由が、もし……、今、将来の要望も最初に言ってしまったのですけれども、一般米を使っていたその辺の理由がはっきりしているのであれば、決算委員会なものですから、その辺お答えをいただければありがたいと思います。 20 ◯一条秀義学校教育課長 ただいまの質疑に、私の知っている範囲内でお答えをしたいと思います。  学校給食センターの担当者との話の中で、米飯給食用の米、こだわり米については、全量通年で購入するのが困難だという話でございます。  また、学校給食で使う米の購入については、財団法人学校給食会を通して購入しております。そこを通しますと国から補助金が出るということで、そこを通して購入しているわけですが、どうしても学校給食会を通しますと3月までの5カ月間とか6カ月間、それらが限度だということで、それ以外については県内産の一等米を使用している現状でございます。 21 ◯制野敬一委員 そういう財団の方を通してというようなことで、この辺はこれ以上私も突っ込んでどうこうというふうなことは申し上げませんけれども、ただ、実際、角田の方で学校給食全量角田安心米を使って実施しているというようなお話だったものですから、その辺を隣のまちでもありますし、情報交換をしながらどういう方法で、それでも角田の方は一切国の助成を受けないで単費で実施しているのか、その辺は私も確認はしませんでしたので、課長の方から、今私の方の提案の中でどのように実施されているのか、今後の課題にはなると思いますけれども、ぜひその辺を情報収集しながら、我々の方も今後は勉強しながら、これは次年度に向けてまいりますので、その辺も情報収集しながらひとつお願いをしておきまして、私はこれで質疑を終わります。 22 ◯吉田貞子委員 私は、ただいまのところで納得できませんのでお尋ねいたします。  学校給食会を通すと補助金が出るということで、この補助金の内容についてお知らせいただきたいと思います。どういう内容ですと、どのくらいの量なり、どういう形になり、どこにどういうふうな形で現在市に入ってきているのか、どういうふうな形で経由して入ってくるのか、その金額は幾らなのか、今年度の決算の中身でお知らせいただきたいと思います。 23 ◯山谷清委員長 暫時休憩します。      午前10時28分休憩 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~      午前10時29分開議 24 ◯山谷清委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。 25 ◯一条秀義学校教育課長 ただいまの質疑に対してお答えをいたします。  米の購入については、学校給食会の方から提供を受けているということなんですが、現在のところ玄米60キロ当たり1万4,234円で購入しております。それは、市の方で出しております。補助金は市の方に入ってくるのではなくて、単価を下げて市の方に入ってきますので、事項別明細書114ページの4目学校給食センター費の需用費、給食賄い代というのですか、その中の経費で米代が支払われているということでございます。 26 ◯吉田貞子委員 金額をはっきり覚えてなくて大変申しわけないんですが、常任委員会でこの件について、こだわり米学校給食会からの購入の差額というのは多分50円だったか、何か金額の差額の提示があったのですが、まずそれを確認させていただいて、そうしますと、逆にこだわり米の方が高いというような話があって、通年利用は大変なんだというような議論が常任委員会でございました。その差額は幾らですかということで、多分50円だったと思うのですが、まずそこを確認です。  それから、そうしますとこの1万4,234円という金額というのは、下げた金額でこの金額なのか。実際は補助金が入らなかったら幾らなのかも含めて、それからこだわり米は現在幾らで購入しているのか。私は、こだわり米が高いということだったので入れられないと思っていたのですが、そうすると学校給食会の方は、補助金が入らなかったらこだわり米よりも高い金額という考え方でいいのかどうか。そうすると、こだわり米をつくるのは、農薬を使わなかったり安全米ということで、つくっていらっしゃる方は非常に努力なさってつくっていらっしゃるのに、学校給食会の方からいただくのが逆に高い金額だと考えていいのかどうか、そのあたりも含めて再度答弁をお願いいたします。 27 ◯山谷清委員長 暫時休憩をいたします。      午前10時32分休憩 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~      午前10時33分開議 28 ◯山谷清委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。  ただいまの質疑については、後ほど説明ということにさせていただきます。  そのほかありませんか。 29 ◯大野栄光委員 成果等に関する説明書63ページ、公害対策事業に関連して質疑させていただきます。  先般、ある閉鎖されたメッキ会社工場井戸水より、基準以上の有害物質異常反応が出たということが新聞報道されました。近隣の井戸水等は異常がないという報告をされておりますが、その辺の一連の関係、市当局としてどのように把握されておりますかお聞かせいただきたいと思います。 30 ◯遠藤篤志民生部長 お答えを申し上げます。  先日、新聞報道で、市街地にあります工場跡地から基準値を超える汚染物質が発見されたということでございますが、これは、ことしの7月22日に仙南保健所の方から私どもの方にまず連絡がありました。その内容といいますのは、土壌汚染対策法という法律に基づいて、元の会社が自主的に土壌検査並びに地下水の検査を行ったと。その結果が7月22日に県の方に報告されて、先ほども申し上げましたように基準値を超える物質が発見されたというようなことでございます。  県と市と共同で、とりあえず周辺の地域住民の皆様方に、こういう結果が出たんだというようなことで、おおむね半径500メートルぐらいの範囲内の地区住民の方々にチラシをまず配布いたしました。その内容と申し上げますと、そういう結果が出たということと、特に井戸水、飲用の井戸水を利用している方がいるかいないか。いる方については、ぜひご一報くださいというような内容で周知いたしました。  それから、その範囲を広げまして、7月下旬にも半径1キロぐらいまで広げまして、住民の人たちに同じような説明をしております。  また、8月9日になりまして、会社の社長の方が直接白石にお見えになって、その会社がつくりました詳細な検査結果とか内容を記載したチラシを、各自治会長さんを通じて住民の皆様方に周知したいというようなことで、自治会長さんの方にチラシの配布をお願いしております。  具体的な汚染の中身でございますが、新聞報道にもございましたように、先ほどお話ししました土壌汚染対策法に基づく第一種特定有害物質、その中でテトラクロロエチレンという物質につきましては、地下水濃度としまして基準値の最大2,600倍というような内容でございます。  今、私どもの方で把握しておりますのは、周辺の地域住民の皆さんの中で、飲用のために井戸水を利用している方もおりましたけれども、県がすぐにその井戸水について検査をした結果、井戸水からは基準どおりの水質ということだけで、問題はなかったというような内容でございます。現在の状況につきましては以上でございます。 31 ◯管野恭子委員 成果等に関する説明書の18ページ、下のイ.人口増減内訳(5カ年の推移)とございますけれども、うれしいことに転出者数が平成20年度までの4年間は3%台だったんですが、平成21年度2.86%に落ちているということは大変うれしいことなんですが、この辺なぜ減少してきたのか、このあたりどのように分析されているのかお聞かせください。 32 ◯平間啓子市民課長 ただいまの質疑にお答えいたします。  なぜ転出者が減ったかということなんですけれども、一つは、景気が悪くてということもあるのではないかと思います。あとは、人口が減っているということもあるかと思います。その他は個人の事情なので、市民課としてはその辺、何のために転出するかとか、どうして白石市に入ってきたかというところまでは調べておりませんので、お答えはこの辺でお願いしたいと思います。 33 ◯管野恭子委員 了解いたしました。  次に、47ページのカのところですけれども、保育園で遊ぼう会、これはふだん保育園に通っていない子供さんたち、また保護者の方々との交流ということで、大変これは有意義な事業かなと感じております。これ年1回ということになっているんですけれども、今後回数をふやしていかれるのが望ましいのではなかろうかと考えるのですが、そのあたりどのように今後検討されていくのかお聞かせください。  それと、48ページ、次のページなんですけれども、同じ子ども家庭課で、子育て支援事業の誕生祝い金事業なんですが、支給人数が219人と。18ページのデータで、253人が生まれておられるわけなんですが、いただいていない方34名は、贈呈要件にきっと該当されなかったのだと思いますが、この贈呈要件の中の2)の収納要件を満たしていない方は何名おられるのか教えてください。 34 ◯遠藤信利子ども家庭課長 お答えいたします。  初めに、47ページの方でございますが、保育園で遊ぼう会ということで、昨年度4回実施いたしております。今後なんですが、保護者のご意見等をお聞きしまして、回数等、保育園の関係もありますので、その辺検討させていただきたいと思います。  あと48ページですが、誕生祝い金の贈呈要件の2)の収納要件がございまして、未贈呈が平成20年度が28件、平成21年度が19件でございます。 35 ◯管野恭子委員 次に、42ページの母子福祉事業の件なんですけれども、これ母子福祉事業という名称ではありますけれども、中身的には母子も父子家庭もということだと思うのですが、この事業名をもうちょっと別の名称に変えた方がわかりやすいのではなかろうかと考えますが、もし変えられないのであればそれは仕方ないのですが、このあたりいかがでございましょうか。 36 ◯山谷清委員長 父子まで入れるの。母子、父子どっちまで入れるの。父子まで。 37 ◯管野恭子委員 違って、内容を見ると母子と父子の事業ですよね。ただ、事業名としては母子福祉事業になっているので、内容に即したようにこの事業名を……、どういうふうに変えるかは申し上げませんが、母子父子福祉事業でも構いませんし、内容に即した……、これだと母子だけの福祉事業かなと。何かそこに理由があるのであれば。 38 ◯遠藤康幸健康推進課長 お答えいたしまず。  わかりづらいという部分でのご質疑だったと思います。今後検討させていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 39 ◯沼倉昭仁委員 成果等に関する説明書87ページ、企業立地推進事業についてお尋ねいたします。  本会議でも質疑させていただきましたが、平成21年度には市内企業を訪問し、企業のニーズの把握に努めたということでございますけれども、白石市の立地環境の周知を図る上でポイントになると思われるのは、まずは地元企業を大事にするということ、白石市内の中小零細企業の業務内容を把握し、白石市の産業集積地としての魅力をアピールすることであると考えます。平成21年度には、市内のそれぞれの中小零細企業の業務内容、特にそれぞれの企業ではどのような製品がつくられているのか、その実態調査はどのようにされたのかお聞かせください。 40 ◯吉田清幸企業立地推進課長 お答えをいたします。  市内の中小零細企業でどのような製品がつくられているか、実態調査はどのようにしたのかというご質疑でございますけれども、平成21年度の成果にも記載しておりますように、市内企業を訪問いたしました。これにつきましては、委員おっしゃるように、まずは地元を大事にするということを念頭に置いて、また平成21年度設置されました企業立地推進室を認知していただくこと、さらには情報交換に努めて企業のニーズを把握するためということで実施をさせていただいたところでございます。  製品等につきましては、当然市内には古くから伝統のある食品関連産業であります温麺を製造されている企業、あるいは自動車部品を製造されている企業、高度電子関係では、広報にも掲載されておりましたが、北白川製作所といって工業用ロボットの自動化、省力化に係る製品をつくられて、業界では高く評価されている企業もございます。これらにつきましては、それぞれ企業を訪問いたしまして、調査ということではございませんけれども、ここにも記載しておりますけれども、御用聞きを行いながら、どのようなサポートができるかということで、情報交換をさせていただく中で知り得たものでございます。どのような製品がつくれているか、実態調査をどのようにされているのかというご質疑については以上でございます。よろしくお願いいたします。 41 ◯沼倉昭仁委員 本会議でも質疑させていただいたことでございますけれども、企業立地セミナーなどで、実際に具体的な商品を持ち込んで売り込みをするべきではないかということではなくて、白石市内ではどんな製品がつくられているのか、また、ほかにはない、こういうすぐれた商品をつくる企業が白石市にはあるという情報が、企業誘致に結びつく大きな誘因になるのではないかという思いで質疑させていただいております。  例えば、積極的に地元企業の実態を把握されている墨田区などでは、担当課の職員の方々が区内の企業を年に1回、少なくとも10件から20件回っているということを聞いたことがございます。昨年度は回られたということでございますけれども、さらに企業誘致に向けて、この件について例えば商工会議所任せではなくて、担当課の独自の活動としてどのようにお考えなのかお聞かせください。 42 ◯吉田清幸企業立地推進課長 お答えをいたします。  委員おっしゃるように、確かに本市の中小企業の製品のPRに努めるということは重要だと思っております。それにつきましては、先日も市長とある企業に参りまして、取引の可能性があるかどうかとかビジネスマッチングについて随時必要に応じて行っているところでございます。  ビジネスマッチング、いわゆる発注側と受注側がございまして、技術力は高く、コストは低く抑えるということが、発注側としては受注側に求めてくることであろうかと思います。受け手としては、その発注側のニーズにどのようにこたえるか、どのように技術力をアップしてコストを下げてできるのかということが必要になってまいりますので、そういうことは現在市内の中小企業の方々もご存じだと思いますけれども、それらについても必要があれば、ビジネスマッチングについて企業と企業間の橋渡し役として努めてまいりたいと考えております。  詳細な取引については、当然個々の企業がやられることですから、その橋渡しについては企業立地推進課が担ってまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 43 ◯山谷清委員長 答弁を保留しておりましたので、一条学校教育課長。 44 ◯一条秀義学校教育課長 それでは、ご回答申し上げます。  先ほどの制野委員のことについてもちょっと訂正させてください。米は、政府が買い上げたものを学校給食会を通して白石市に来るということです。ただし、その米については県南産、県内産ということです。  それで、こだわり米は幾らぐらい差額が出るのかということなんですが、30キロ当たり250円の差額です。ですから、60キロですと500円ほど高くなっています。  それから、政府米でないとどんな単価かということでしたけれども、学校給食センターの方には、政府米として来る金額しか通知は来ておりません。農協の方に確認しましたら、平成21年度産米の1等ひとめぼれを売り渡した場合は、1万9,800円の値段で売り渡しているということでございます。 45 ◯吉田貞子委員 今の件でわかりました。そうしますと、60キロで500円ですと、こだわり米ですと、先ほどの普通の学校給食会は1万4,234円ですから、1万4,734円ということでまず考えていいわけですね。  そして、政府米が本来であれば1万9,800円ということで、その差額に少し疑問を感じるんですが、私たち常任委員会で北海道の方の学校給食の方に行かせていただきました。そのときは、学校給食会を通すというところがなくて、すべてが地元産を直接買い入れているということで何の問題もなくて、かえって学校給食会を通さないと補助金が入るなどいというような話がなかったものですから、非常に地元の米を使うのが当然ということで、ほぼあれは100%地産地消をやっていらしたのです。  私たちの常任委員会でいつも議題になるんですが、学校給食会というところが出てきて、これがJAなりなんなりの話も出てくるんですが、必ずこの学校給食会が出てくるんです。これは、県としての動きなのか、全国的にこのシステムというのはどこでこれを変えられるのか。例えば地産地消を全部やっているところは、結局は自治体の裁量で、この補助金がなくても地元のものを使うということを主にしているから、この補助金がなくてもやっているのか、それとも宮城県のこのシステムが特殊なのかどうか、そのあたりのシステムの内容についてお尋ねいたします。 46 ◯一条秀義学校教育課長 今の質疑に対してお答えをします。  学校給食会は、先ほど言いましたように財団法人でございます。決定する場合、理事会と評議会等がございまして、白石市から評議員に2名ほど出しております。その構成が、宮城県学校給食会は仙台市、それから白石市は当然ですが、柴田とか、それから大崎市とか登米市、それから東松島市とかも入っていますので、ほぼ県内の学校給食センターは、その学校給食会の方を通して何らかの恩恵を受けているのかなというふうに感じております。 47 ◯吉田貞子委員 ただいまの件につきましては、常任委員会でもまた協議していきたいと思います。  8ページの方に戻らせていただいて、市民バスにかかわってお尋ねいたします。  平成20年度延べ利用者数13万61人から、平成21年度11万9,409人になっております。昨年の成果には、キャラクターラッピングの効果などで若い女性が訪れたということで、そのキャラクターラッピング等によってふえたかなというふうに書いてあるわけですが、今回は明確に「利用者がふえているが、3年を通して安定した利用者数を維持してきており」ということで、約1万人ほど今回減ったわけです。これは、効果としては、小十郎ブームによるキャラクターラッピングバスに乗ったから、この1万人が昨年平成20年度はふえて、今年度は1万人減ったというふうにまず判断していいのかどうか、そのあたりをどのように把握なさったのかお尋ねいたします。 48 ◯大庭力也企画情報課長 お答えいたします。
     確かに、平成21年度は11万9,000人ということで利用者数が落ち込みました。平成20年度は今お話しされたように、やはりラッピングバスによる効果というのが非常にあったというふうに思っております。ことしは、それが下火になったというふうなことも少しはあるのかなというふうに思いますけれども、全体的に各線が減少しておりまして、一つの要因としてはインフルエンザの関係もあったのではないかなというふうには考えております。総じて平成19年度も11万9,000人でございますので、例えばインフルエンザがなければ若干平成19年度よりはふえた結果が出たのかなというふうには思っております。 49 ◯吉田貞子委員 ただいま小十郎ブームの関係が出ましたのでお尋ねしますと、白石城の方の収入が、一昨年は1,700万円ほど収入がふえておりました。平成21年度では2,700万円ほどふえているということで……。 50 ◯山谷清委員長 吉田委員、ページ数。 51 ◯吉田貞子委員 (続)ページ数は14ページです。  そうしますと、小十郎ブームの流れは、本年度からは、BASARAの方でも小十郎から既にもうほかの方に話題が移っております。そのブームという流れでいくと、かなりもう小十郎ブームという形では今後減っていくのではないかというふうに考えますが、これとあわせて例えば白石城の売り上げも現段階では減ってきているのではないかと思いますが、このあたりの小十郎ブームに対して、副市長はどのように判断して平成21年度を見られているかお尋ねしたいと思います。 52 ◯太齋義勝副市長 ただいまの質疑でありますが、戦国武将ブームがBASARAゲームから始まりまして、小十郎が脚光を浴びたということであります。今までなかったものが急に浮上して、つまりはブームをつくったというふうに思われるわけでありますけれども、いずれ同じ水準ではいかないだろうというふうには思っております。ただ、そのブームをきっかけとして、白石の場合には鬼小十郎まつりというお祭りを起こしたということで、一過性のブームからそれをずっと継続してアピールできるような、そういう施策展開に持っていきたいというふうに考えております。  しかも、アニメのゲームでは、また第2弾、第3弾が今出ているようでございますので、それもいつまでも続くというふうには私は思っておりませんで、そのブームが起きたときに、それをきっかけとして長くもつような、そういう展開を考えてやっていきたいと、そんなふうに考えております。 53 ◯水落孝子委員 まず、先ほどの成果の87ページ、企業立地推進事業について、先ほどの同僚議員への説明でありましたが、御用聞き、訪問活動をされたという説明がありました。その企業の中身は、温麺ですとか自動車ですとか電子関係のロボットの会社とかということがありました。この企業訪問を、先ほども出ていました墨田区の例ですと、全事業所を職員が実態調査をして回って、そして全事業所に対して、法人・個人を問わず、規模を問わず、どのようなサポートができるのかということを、そういう施策を考えるもとにしていると私は聞いております。そこで、企業立地推進事業として、白石市でもそういう方向は考えられないのかどうかということについて1点お尋ねいたしたいと思います。 54 ◯吉田清幸企業立地推進課長 お答えをいたします。  全事業所を回ってそのニーズを収集できないかと、それらを施策に反映できないかということでございますが、全事業所、中小零細企業、お一人でやられているところから、それなりの人数のところもいるということで、現在、主な中小企業と言われるところを訪問させていただいております。  先ほど沼倉(昭)委員のご質疑にもありましたけれども、零細な部分については、商工会議所の方が担当してニーズを収集しているというところでございます。今年度も企業訪問を行っておりますが、随時企業数をふやすなど、できるだけ多くの企業訪問ができるように努めてまいりたいというふうに考えております。 55 ◯水落孝子委員 機能分化といいますか、そういう分担を決めているという、商工会議所の方でやられているということですが、それを一緒に、そういった資料をもとに白石市の施策を考えるときに、検討会のようなものがあって、お互いの調査に基づいて検討される機会があってやられているのかどうかということについて、もう一度お尋ねしたいと思います。 56 ◯吉田清幸企業立地推進課長 お答えをいたします。  商工会議所とは、検討会という決まった定例の会議は設けておりませんが、随時情報交換しながらいろいろな要望等について対応しております。  2月議会に企業立地促進条例を改正させていただいたところですが、それらについては、市内企業が条例に合致するための採用人数がこれでは多いということで、それらについては減員した形で条例を提案し、お認めをいただき、中小企業にも使いやすい制度になったのかなというふうに思っております。 57 ◯水落孝子委員 次に、成果の88ページから90ページにかけて、観光宣伝事業、観光振興事業についてお尋ねしたいと思います。  一昨日の前の日ですか、市長は、大きな成果として、メーンは観光事業に力を入れてきたと。そして、手ごたえがあったと感じているのは、鬼小十郎まつりを初めとしたそういうものだというお話がありました。そこで、観光客は大変伸びていると。それは実感できる。白石城などを見てもそう思いますが、どういうふうに伸びていたのか、資料としてお持ちであればお示しいただきたいと思います。  次に、特産品が伸びているということでございました。地域経済への波及効果等についてもし把握されているものがあれば、お示しいただきたいと思います。  市税の落ち込みとの関係などもありまして、どの程度波及効果が出ているのかということを知りたいわけで、その二つの点についてお示しいただきたいと思います。 58 ◯菊地正昭商工観光課長 観光客数の伸びについての資料ということでございますけれども、白石城周辺ということの人数が手元資料にございますけれども、例えば平成19年35万5,000人、それから平成20年35万8,000人、そして平成21年が38万4,000人という形で伸びている数値を把握しております。  それから、例えば小原温泉、それから鎌先温泉という形になりますと、小原温泉では平成19年で6万900人、それから平成20年で6万3,000人、平成21年で7万6,000人。それから、鎌先については、平成19年が6万5,000人、それから平成20年が6万人、平成21年が5万7,000人と、鎌先温泉は少し落ちておりますけれども、小原温泉の方で伸びているというような数値が入っております。白石城周辺については、先ほどお話ししたような数字でございます。  数値的にはそのようになっておりますが、特産品が伸びているということでございますけれども、例のDCの関係で、吉永小百合さんがああいう形で温麺の宣伝をしていただいたということで、その影響があって白石においでになる、吉永小百合さんが食べたところで食べたいとかというお話もよく聞いております。当然そういう形で白石の地場産品が伸びているということでございますので、地域経済においても波及効果が出ているものというふうに理解をしております。 59 ◯安藤佳生委員 私からちょっとお尋ねします。  成果等の103ページ関連ですけれども、昨日、現地調査をさせていただきましたが、第二小学校についてお尋ねいたします。  機会もなく、恥ずかしながら私は学校に初めて入ったわけでありますが、昨日の雨にもかかわらず、校舎に入った時点でかなり暑く感じたところであります。ことしの猛暑の中、生徒さんたちはかなり暑かったことと思います。特殊なつくりの校舎でもあり、今後の暑さ対策などを考えているかお尋ねしておきます。  平成21度には4,800万何がしの金額をかけて、かなり環境のいい学校になったのかなと思っておりますけれども、あわせて冬場等の状況もわかりましたらお聞かせ願いたいと思います。  過般配付されました資料においても、今後3年間は工事がないように見受けられますので、何か長期的な考えがありましたらお聞かせ願いたいと思います。 60 ◯武田政春教育長 お答え申し上げます。  昨日、決算委員会で第二小学校の方を見ていただきました。ありがとうございました。ことしは異常な暑さでありまして、第二小学校と言わず各学校ともにそのような状況が続いております。当然夏ですので、通常ですと夏休みが始まるころから、その前からちょっと暑くなって、夏休み中に暑い時期が来て、大体夏休みが終了すると少し涼しくなっていくというのがふだんなんですけれども、今年度に関しては、その暑さが夏休み以後、24日以降も続いたという状況であります。  私も各学校を夏休み後も回りましたけれども、やはり暑い状況だなということは実感しております。ただ、ある面では、今年度の異常気象による部分が大きいというふうに感じているところであります。この状態がずっと恒久的に続いていくような状況であれば、いろいろなことを考えなければいけないのかもしれませんけれども、今後、天候等の推移を見守りながらやっていきたいというふうに思っています。 61 ◯安藤佳生委員 それはわかりますが、換気等について少し、どうしても余りいい環境でないなと思いましたので、あわせてお尋ねしておきます。  それから、冬場についてはどういうふうになっているのか、それもあわせてお聞かせ願いたいと思います。 62 ◯武田政春教育長 今言われた換気の件については、確かに以前つくられたときには、奥といいますか各部屋の上が開くようになっておりました。現在も開くんですけれども、いろいろな面で手動でやるというようなこと、あるいは古くなっているということがあって使っておりません。そのため各教室等に扇風機を用意しておるわけですけれども、換気そのものの風の流れが悪いのは今議員が言われたとおりであります。  今年度、例の校庭との間は現在封鎖、通常は大部分のところを閉めてありますけれども、あの部分について開閉できる窓を今年度5カ所設置していただいたということで、そういう設置をして換気を今後考えていくほかないのかなと、現段階では考えていくことになるだろうというふうに思っております。  なお、冬については、基本的にあそこは床暖房もついておりますけれども、場所によって北側等は大分寒いところもあるということは聞いております。昨年からこの辺については学校の方といろいろとお話しして、暖房の設備等の準備をするということも話しているところであります。 63 ◯安藤佳生委員 少しきつい言葉でありますけれども、教育長として、今のあの第二小学校はかなり環境のいい学校だと思っておりますか、それとも少し落ちるかどうか、その点をお聞かせ願いたいと思います。苦しい答弁になると思いますけれども。 64 ◯武田政春教育長 学校というのは、基本的にはつくりがシンプルであるというのが一番、風の通りとか、先ほど言われた換気とか、あるいは生徒指導面における死角のなさとかということでも、本来大事なんだろうというふうには思っています。ただ、第二小学校ができるいろいろな経緯、私もよくわからないところがありますけれども、経緯があってあのような形でできたということですけれども、確かに子供たちの中で、暑いとか、あるいは寒いということの要望が出てくることが多い学校であることは間違いないということであります。 65 ◯山田裕一委員 今の第二小学校に関連してなんですけれども、夏場も暑いんですけれども、冬場はどうしても寒い。なかなか暖かくならないというところで、先生方に話をお聞きしましたら、教頭先生も7時前に学校に来て、例えば暖かくなるようにスイッチを入れても、実際暖かくなるのはお昼近くだったりというお話をお聞きしたことがあって、いろいろ業者さんにもお伺いしました。そうしたところ、この面積に対して暖める出力がどうしても弱いとかということが実際あるということなので、先ほどもいろいろ暖房の方も検討したいという教育長の答弁ありましたので、ぜひそういったところを前向きに進めていっていただきたいと思います。  それから、成果等に関する説明書32ページ、47ページ、これら関連があるのでお伺いいたします。  ふれあいプラザの運営、それから地域子育て支援センターの運営と、かなり子育てのいろいろな相談とか支援とか積極的にされている、効果が上がっているというのも十分把握しております。そういった中で、利用している方にお聞きしますと、どうしても利用する方がレギュラー化してきていると言ったらあれなんですけれども、大体毎回同じような顔ぶれの方が、さまざまなサークルだったりいろいろな催し、そういったものを利用されるというところで、確かに「広報しろいし」等を通して広報活動を積極的にされているのはわかるんですけれども、さらなる新しい方というか、子育てに悩んでいる方がいらっしゃると思いますので、そういった方たちに積極的に施設を利用していただくための方策があれば、検討されていることがあるとすれば、まず1点お聞きしたいと思います。 66 ◯遠藤信利子ども家庭課長 お答えいたします。  32ページのふれあいプラザの新規開拓ということなんですが、口コミでも結構広がりが見えております。あらゆる機会を通じてPRをして、新たな方々の利用について検討してまいりたいと思っております。 67 ◯山田裕一委員 すみません、60ページお願いいたします。女性特有のがん検診事業でございます。こちらは、どうしても若い方の受診率というのが低いというところが、大きな一つこれからの課題かなというふうに思っております。そういった中で、例えば学校教育の中でもこういったがんを未然に防ぐための検診を早期に受ける必要があるんだとか、そういったところを学校教育の中でも、しっかりと取り組んでいく必要があるかと思うのですけれども、そのあたり教育長もしご見解あればご答弁お願いします。 68 ◯武田政春教育長 今のご質疑ですけれども、これについては、各中学校で性教育について主に今までやっていました。特に産婦人科の先生をお呼びする、あるいはだめな場合は校医先生をお呼びして、全生徒に研修といいますか講義を行っていただくと。そういった中で、女性の特有のがん検診ということについての啓蒙も図っていきたいということで、校長会等で話をしておるところであります。実際にそういう話をスライド等も使ってやっている学校があるというふうに聞いております。さらに、これからも啓発していきたいと思っております。 69 ◯四竈英夫委員 説明書の91ページでございます。消費者行政事業の中で、消費生活相談員を設置されていろいろな相談を受け付けて、昨年は113件の相談事項が処理されたということが載っておりますが、その中で多いのが多重債務25件とありますが、これらは具体的にどういうような相談内容だったのか、差し支えなければお聞きしたいと思います。  また、ここには載っておりませんけれども、依然としてなくならないおれおれ詐欺とか振り込め詐欺というものが、依然として被害が出ております。市においては、そういった被害の相談とかあるいは被害に遭いそうになったとかという相談、そういうことがあるのかどうか、もし把握されているのでしたらお聞かせをいただきたいと思います。 70 ◯遠藤篤志民生部長 消費者行政に関するご質疑でございました。ここの成果の資料にございますように、昨年度相談件数が113件、そのうちご指摘のように一番多いのが多重債務ということで25件ございました。これを実際に一言で言うと、単なる借金だけではなくて、複数箇所からお金を借りて、それをだんだん返せなくなってきているというような内容でございます。これにつきましては非常に幅が広くて、金額が例えば10万円台の相談から、あと100万円単位の相談まで幅広くございます。これにつきましては、実際に私の方の専門相談員が中身について具体的にお話を聞いて、内容に応じまして司法書士の方にほとんど仲介をしているような形になっています。  それから、おれおれ詐欺があるのかどうかというようなことでございますが、これにつきましては詳細な資料が今手元にございませんけれども、昨年度はなかったというふうに記憶をしております。 71 ◯管野恭子委員 成果の60ページ、今の同僚議員の質疑に関連しまして検診の件なんですけれども、検診の内容が内容だけに、本市においては男性医師が多いので、なかなかそのあたりの難しさがあるのかなと。心理的な部分で。もしこれが女性医師であればもっと受診率も高くなるのではなかろうかと考えますが、まず最初に教育長に、子供の立場から考えますと、女性医師の方がもっと受診率が高くなるのではないか、どのように考えておられるかお聞きしたいと思います。  それから、健康推進課の課長にもそのあたり、女性医師だともっと受診率が高くなるのではなかろうかというそういう考え。 72 ◯武田政春教育長 特に子供たちの話だと思いますので、中学、高校というそういった時代に、女性特有の検診を受けることへの抵抗ということだと思いますけれども、確かに女性同士であればまた違うのかなということは感じますけれども、ただ確定してそうだということを私ここでは言えませんので、そうかもしれないということであります。 73 ◯遠藤康幸健康推進課長 お答えいたします。  女性特有のがんに関してのご質疑なんですが、実際に健康推進課の方に実習生が今来ておりまして、そういった方々と話す機会があってこういう話をさせていただいたときに、やはり恥ずかしさはあるというようなお話でした。ただし、お医者さんはお医者さんなものですから、その辺はこれから家庭教育といいますか、産婦人科医にかかわる家庭内の教育が必要になってくるのかなというふうに感じております。 74 ◯吉田貞子委員 88、89ページにかかわってお尋ねいたします。  白石夏まつり、来年度の決算等になってしまうのですけれども、来年度ここに来られるどうかわかりませんので、それも含めてリスク契約、若干契約について今年度のをもって感じましたので、2009年の白石夏まつりでもどういう契約だったのかお尋ねしたいのですが、ことしは白石夏まつり、雨で残念ながら音頭パレードの方は中止になったわけですけれども、こういった補助金を出したときには、どのようなリスク契約をなさっておられるのか、その点についてお尋ねいたします。  それと、それにかかわって、こういったところの白石市のこういった補助金を出しているところへの関与の件についてお尋ねしたいのですが、私もこちらの方のお祭りには出ておりましたが、非常にほかの方の補助金で活性化事業なりなんなりで、夏まつりに関しても出店などが非常に出ておりまして、お店としてはボランティアに近い形でやっていただいておりました。活性化事業でお金もこちらに出しておりますが、ああいったときにもうパレードに出ないので、みんなさっとお店だけが残って観客がいないというか、実際あれだけの商店街の方々なりボランティアの方々が、一生懸命祭りを盛り上げようと出店を開いていただいたにもかかわらず、もうなくなってしまったということで、物はいっぱい残りながら苦労なさっておられました。ああいったときに市としても、中止であっても、ぜひまちの中でにぎわいをつくり出しているのであれば、パレードはないけれども、まちなかにどうぞ出てきてくださいというような、そういった何らかの市の関与というか、そういったことができないのかどうか若干感じたものですから、委託側の商工会議所だけにすべてそれはお任せというようなことなのかどうか、そのあたりについて見解を伺いたいと思います。 75 ◯菊地正昭商工観光課長 夏まつりについてでございますけれども、ことしの場合ああいう大雨の予報が出まして、時間雨量50ミリから60ミリという予報が出ておりました。雷のこともありまして、中止という形でことしは終わっております。花火についても1日延期をさせていただいたということなんですけれども、商工会議所が主体という形になっております。当然パレードの補助金の関係も後で精算という形になると思いますけれども、準備は準備で進めているんだと思うのです。ですから、それがゼロというわけにはいかないんだというふうに思っております。  それから、出店されている方、いろいろな方々が出店を出しているということも把握はしております。確かにもう買ってあるということのお話だと思うのですけれども、あの後、例えばすまiるひろばのところに、どうしてやらないんだというようなことで出店のところに随分お客さんがいたという話も聞いておりますし、私も後片づけが終わりまして来たときに、子供たちが「何できょうやらなかったんだろうな」というようなお話をされている子供さんもいましたけれども、あの現状の出発の時点ではやむを得ない措置だったのかなというふうに思っております。そういう意味では、今委員がお話をされました「出店とかがあるということでございますので」というような話を、広報している中でした方がいいのかどうかということも含めて、あと検討させていただきたいと思いますが、あの時点での回避はやむを得なかったのかなという判断をしております。 76 ◯佐久間儀郎委員 今出ております観光宣伝事業、88ページになりますけれども、そこについての桜まつりについてお尋ねしたいんですけれども、この成果については、花を見るということと、それの憩いの場をすることに成果が上がったという記述があったんですが、正直言って花よりだんごといいますか、そういう形の市民の方からお店をあそこに出さないんだろうかと、一時期でもにぎわいというのはやっぱりあった方がいいのではないのかなと、こういうお話をよくいただくのです。ですから、その時期にそういう同じ桜の花が咲きまして、市民の方々も高揚するわけですから、そういう形の一つの場面をどうにか提供できないのかなと。昔やったという思いは皆さんもあるわけですから、そういうことで提供できないのでしょうかねということをお尋ねしてみたいと思います。 77 ◯高子章治都市整備課長 お答え申し上げます。  益岡公園内に花見の時期に出店が出せないのかということでございますけれども、ご存じのとおり過去にはそういう店が出てはやったということがあります。ただし、お客さんの入りが少ないのかどうかかわらないのですけれども、出店する業者というかそういう方がいなくなったということでございます。そういう希望者があればぜひして、盛り上げるのも一つの桜まつりとかそれに必要でないかとは思っております。 78 ◯山谷清委員長 各委員に申し上げますが、議題に沿った質疑をお願いいたします。 79 ◯水落孝子委員 事項別明細書の29ページ、臨時財政対策債についてお尋ねいたします。  これは、交付税が47億円、そのほかに5億2,000万円ですか、臨時財政対策債が発行されておりますが、後払いの交付税とも言われるものですが、一応市の債権であることには違いないわけで、この市債を組むときはどういう基準をもって市債を発行されているのかということについてお尋ねしたいと思います。平成13年からこれが始まったかと思いますが、常にずっと限度額いっぱいで発行されているのかどうかということもあわせてお尋ねいたします。  次に、経常収支比率、今回は90.7%、前年の95.4%から大変好転しているという審査意見書も出ておりますが、これでいくと臨時財政対策債を入れたもので計算されているのかなと。これが始まった平成13年からは、経常収支比率を2段階で出されているかと思いますが、これについても、もしよろしければ経常一般財源から除いた場合の経常収支比率についてもお示しいただければと思います。  次に、事項別明細書7、8ページの歳入、ここのところで市税についてお尋ねしたいと思います。市税の収入未済額についてお尋ねいたします。現年課税分と滞納繰越分を分けて出されておりますが、圧倒的に滞納繰越分が大きいというふうに、これがだんだん積み重なってくるようですが、不納欠損をするときに地方税法で二つに分けてお示しいただいておりますが、基本的に時効が地方税法で多分5年だと思うのですけれども、滞納繰越分は5年以内の分だけなのか、それとも不納欠損をしないでそれ以上のものがあるのかどうかについてお尋ねしたいと思います。  次に、同じく13、14ページの使用料について、この収入未済額についても、現年の分、滞納の分、使用料ですからこれがどのようになっているのか、これをあわせてお尋ねいたしたい。滞納分が含まれているのか、いないのか、何年で不納欠損という判断をしているのか、これについてお尋ねいたします。 80 ◯遠藤智財政課長 臨時財政対策債の件でございます。最初に、普通交付税の関係でございますけれども、その算出に当たりましては基準財政需要額の各項目を算出いたしまして、その後に臨時財政対策債振替予定額ということで国の方からのってきております。それを差し引いた額が基準財政需要額となりまして、それから収入額を差し引いた額が交付税の基準額というふうになっております。平成21年度につきましては5億2,000万円ほどになっておりますが、それの全額を借り入れしているということでございます。過去におきましても、発行可能額いっぱいに借り入れをしているということでございます。  それから、経常収支比率に対する影響でございますが、平成21年度90.7%でございましたけれども、臨時財政対策債、それから減収補てん債を経常一般財源から除いた比率につきましては、平成21年度が96%になります。ちなみに平成20年度は95.4%が98.9%ということで、各年度若干上がるというふうに見ております。 81 ◯平間宣夫税務課長 ただいま市税の収入未済額と不納欠損の関係でご質疑いただきましたけれども、今回の不納欠損に当たりましては、議員ご指摘のとおり、5年間にわたる滞納執行をしなかったゆえの権利消滅時効として処理いたしました件数といたしましては265件、一方、要するに滞納処分をすることによって、滞納整理をすることによって、生活困窮等となるおそれもございます。そういった場合については、執行停止をいたしまして、3年間様子を見るといった措置をいたしております。その執行停止後の不納欠損処分については137件。  さらに、もう1点といたしましては、要するに滞納者が死亡してしまったと。しかし、相続人はいないと。さらには法人において廃業してしまったとか、さらには外国人の母国への帰国といったことになりますと、当然収入が見込めないというような事例が発生するわけでございまして、そういった件数につきましては57件があったということでございます。 82 ◯角張一郎建設部長 住宅使用料の収入未済額についてご説明を申し上げたいと思います。  収入未済額3,204万1,610円になっておりますけれども、このうち現年度分が487万5,200円、滞納繰越分が2,716万6,410円となっております。不納欠損にいたしました27万7,900円につきましては1名、所在不明の方を不納欠損にいたしました。現在、滞納者につきましては120名ほどおります。その中でも50万円を超える額の方が22名おりまして、その人たちが占める滞納額は75%ほどになっております。そういうことで、5年の時効が過ぎても、所在がわかる限りこちらとしては納付をお願いしているという状況です。 83 ◯山谷清委員長 この際、午前の質疑をこの程度にとどめ、休憩したいと思いますが、ご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 84 ◯山谷清委員長 ご異議なしと認めます。よって、午後1時まで休憩します。      午前11時48分休憩 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~      午後1時開議 85 ◯山谷清委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。  ほかに質疑ありませんか。 86 ◯水落孝子委員 さっき答弁いただいた使用料のところで、住宅使用料だけなので、あと道路と幼稚園保育料と児童福祉費負担金についても一応お伺いしておきたいと思います。  次に、決算附表の6ページの款別歳出で、労働費についてお尋ねしたいと思います。  これは、監査意見書で説明されているのでよくわかったのですが、緊急雇用経済対策費が651万5,200円あったということなんですが、そのほかには300万円ほどあるわけです。なぜ平成21年度からこのように減額されたのかということについても、勤労青少年ホーム費2,000万円ほどがなくなったためだというふうな説明なんですが、今まではこの勤労青少年ホーム費が中心にこの労働費が支えられてきたのかと。そうしますと、緊急雇用のこれがなかった場合には、大体300万円弱ぐらいになるんですけれども、これからもこの形で進んでいかれるのか。それから、緊急雇用経済対策費のほかの労働費はどんなものがあったのか、これについてお尋ねいたします。 87 ◯角張一郎建設部長 道路使用料の収入未済額についてお答えをいたしたいと思います。  236万9,419円ありますけれども、このうち現年度分が36万2,480円、過年度分が200万6,939円ということになっております。 88 ◯村上文男管理課長 幼稚園保育料の収入未済額について申し上げます。  収入未済については3名ございまして、そのうち1名は県外転出になっております。平成21年度につきましては、調定額が16万円に対して収入額が2万円ということで、14万円の収入未済額ということになっております。 89 ◯遠藤信利子ども家庭課長 保育料の収入未済額でございますが、平成21年度分が54万1,000円、それ以前の分が590万1,800円となってございます。 90 ◯菊地正昭商工観光課長 労働費の方で、勤労青少年ホームがなくなって、ほかに何があったかというお話でございますけれども、今委員おっしゃったように緊急雇用経済対策費ということで、決算で848万1,200円という数字がございますけれども、そのほかに再就職促進奨励費ということで、これは要件がございますので200万円の予算をとっておりましたけれども、昨年度は使用していないということでございます。  それから、労働諸費の部分で、これは5款1項1目になりますけれども、負担金の部分がございます。124万円ということとでございますけれども、そのうち一番大きいのは仙南地域の職業訓練協会負担金ということで支出をしております。 91 ◯沼倉啓介委員 平成21年度白石市各会計決算附表の2ページになります。一般会計の中で予算現額、決算額、歳入を比較してみますと、3億8,460万6,000円ほどの歳入欠陥になっているという状況が示されております。これを歳入別によると、国庫支出金とか、それから県支出金の予算現額から比べて調定額が極端に少なくなっているという形のものでこういう形態が出ているのか、こういう決算額に至っているのか。国のありようが不透明であるという形の中で、今後このような状態が複数年続くのかどうかも含めてお考えのほど、所見をお示しいただきたいと思います。 92 ◯佐竹則夫会計管理者 お答えいたします。  ただいまの質疑でございますが、これについては現状の財政状況等、国のいろいろな問題もあってこういう形になっているかとは思いますけれども、それらの今後の流れ等につきましてもどのような形になるかわかりませんけれども、このような状態が継続される可能性もあるというようなことで、全くないということは言えないということでございます。 93 ◯沼倉啓介委員 通常、歳入の執行比率が大体100%に近いというのが正常な姿であると思うのですが、国庫支出金の場合は88.51%、あとは県支出金においては94.62%という対予算に対しての収入率という形になっておりますが、この決算を見ると、予算現額いわゆる当初予算のあり方、立て方が、通常の場合は内輪に見るという形のもので予算を立てるという形でお話を聞いておりますが、これに関しては余りにも不透明な部分で、予算の立て方の基準がわからないという形の中でこういう数字を示しているのでしょうか。 94 ◯山谷清委員長 暫時休憩します。      午後1時10分休憩 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~      午後1時11分開議 95 ◯山谷清委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。
    96 ◯遠藤智財政課長 国庫支出金、県支出金の件なんですけれども、国のさまざまな経済対策の実行が、平成21年度中にできなかった分については収入として入ってこないということで、平成22年度に未収繰越ということの金額がこのように2億7,000万円、4,400万円の減というふうになっていることによって、調定の率が下がっているという内容でございます。よろしくお願いします。 97 ◯沼倉啓介委員 この各会計決算附表の4、5ページをお開きいただきたいと思うのですが、歳入で見ますと前年は8億8,600万円の歳入欠陥になっているのです。ことしは好転したという形で3億8,400万円かもしれません。ただ、今、財政課長がおっしゃった国のあり方で未収繰越になっているという形のものが、この予算現額、調定額を見ると、すべて収入済額になっているわけです。21億139万5,096円という形のものが収入済額になっていると。この差額、予算現額と調定額の2億7,275万5,000円の差額が未収繰越になっているととらえてよろしいですか。 98 ◯遠藤智財政課長 ご指摘のとおりでございます。 99 ◯管野恭子委員 決算事項別明細書の方の91ページの真ん中あたりの公園費というところなんですけれども、材木岩公園のことでお尋ねしたいのですが、そちらの方に設置してあるトイレ、公園自体も大変すばらしくなってありがたく思っております。そこのトイレの件なんですが、観光客も最近はふえて、小原温泉とかを経由してこちらの公園の方にも観光客がかなり来るようになってきておりますが、そういう中で、時々トイレが不足するという声を現場の方々から伺っております。  今まで来ていた団体客も、トイレが不足でことしは来なくなったという話も聞いたりしました。また、トイレそれ自体も水の出が、私も何回か行って見ているんですけれども、いつも水の出が悪かったりとか、観光地として考えていくならばリピーターがたくさん出るようにするためには、そのあたりを改善していく必要があるのではなかろうかと考えますが、このあたりお答えお願いします。 100 ◯高子章治都市整備課長 材木岩のトイレの件でございますけれども、今委員がおっしゃるとおり時々トイレの数が不足するということで、考えられることは大型観光バスが二、三台来たとき、一気に集中したとき、そういうときは少ないのではないかと思っています。それが常時続くわけではないので、その辺はどうかなということは考えられます。  あと、数についても、小便器3つ、あと大便器3つですか、あと身障者用の便器とかそういうものをちゃんとそろえておりますので、それなりの使い方をすれば間に合うのではないかということで考えております。  あと、水が少ないということでございますけれども、ご承知のとおりあそこは井戸を利用して、地域で使っている水を分けていただいているような状態でございますので、水が豊富に使えるというような状態ではございませんので、そういうことで節水してというようなことで使っていただいているというようなことございます。 101 ◯管野恭子委員 水事情がよくないというのは私も知っているつもりなんですが、そこもわかった上で、やはり観光地としてあるならば、お客さんが来るような施策を、そこを何とか工夫していけないものかなということで質疑させていただいております。お答えお願いします。 102 ◯高子章治都市整備課長 観光客に多く来てもらえるような施設にしたいということは、私も一緒でございます。そういうことで、小原の活性化協議会というところに運営をお願いしているところでございますけれども、当然一番問題なのは、汚い便所というと一番お客様が嫌うということでございますので、とにかく朝昼晩とかそういうことで清掃は常にしてもらうようなことでお願いしております。 103 ◯山谷清委員長 管野議員に申し上げますが、議題外となっておりますので、議題に沿った質疑をされるようさらにお願いをいたします。 104 ◯小川正人委員 成果の16ページ、ホワイトキューブのイベントで、おのおののイベントの入場者数及びそれにかかわった経費、それに伴う損益を公表できるならお願いいたします。  次に、89ページ、観光振興事業で、おのおの5月3日(本まつり)の人出3万4,000人、あとは夏まつり2万6,000人、花火2万4,000人と書いてありますけれども、これ算出する場合の基礎というか、どのようにして人数を把握するのかお示し願います。例えば、偶然といえば偶然なんですけれども、花火は3年連続2万4,000人でございますので、一応その辺のとらまえ方を含めて公表をお願いいたします。 105 ◯大庭力也企画情報課長 ホワイトキューブイベントの利用状況についてお答えをいたします。  まず、高木綾子については305人、姿月あさと503人、村治佳織560人、奥村愛235人、森麻季328人、舘野泉281人、それから山口綾規333人、爆笑!白石寄席559人、サーカスwith渡辺真知子911人、お笑いライブ674人、~卒業から旅立ちへ~334人となっております。  経費については、ホワイトキューブの決算書に6月でお示しをしておりますけれども、各種イベントの事業費が4,630万7,104円になっております。 106 ◯菊地正昭商工観光課長 主要施策89ページの観光振興事業の中の観客及び参加人数についてのご質疑でございますが、特に夏まつりの人数というお話でございましたけれども、これは商工会議所の方で主催ということでやっておりますけれども、商工会議所の方の発表数字ということでございます。 107 ◯小川正人委員 最後に1点だけ。商工会議所の数字を信用しているから、そのまま数字をこのように成果として載せているということで理解していいんですね。ただ、3年連続とか2年連続同じ数字だと、本当にこの数字が正確かと疑問を抱くときもありますけれども、担当課としては疑問を抱いたことはありませんか。 108 ◯菊地正昭商工観光課長 疑問を抱いたかということでございますけれども、主催者発表を信用しておりますので、よろしくお願いします。 109 ◯山田裕一委員 成果等に関する説明書93ページ、白石スキー場整備事業ということなんですけれども、平成21年度は12月に雪がたくさん降って、何年かぶりに全面滑走可で営業できたと。大変喜ばしいなと思っておったのですけれども、3月あたりになると週末に風が強かったり、なかなかリフトが思ったように稼働しなかったということで、3月の入場者数が思ったほど伸びなかったというのは非常に残念だなと思っておりました。  スキー場関係者の方からお話を伺ったときに、合計で4万人を超えてくると大分スキー場の経営的にもよくなってくるなという話を伺いました。そういった中で、近くにはえぼしスキー場、澄川スキー場、また七ヶ宿スキー場とございますので、白石スキー場単独でPRも大事なんですけれども、近くにあるスキー場とうまく連動した形でのPR等をしていただければ、成果がもっと上がるのかなと思いました。白石スキー場オリジナルでも、手ぶらでスキーとか首都圏を中心にうまく広報活動を頑張っているとは思うのですけれども、周りのそういったスキー場との連携を図った誘致活動というものも、ぜひNPOの方にもいろいろ伝えていただきたいと思いますので、その辺いかがでしょうか、よろしくお願いいたします。 110 ◯菊地正昭商工観光課長 スキー場のお話でございますけれども、昨シーズンを振り返ってみますと、3万九千何百人という前シーズンとほぼ同じ入場者と。今委員ご指摘のように、2月、3月は、週末になると風が吹いてお客さんが入らなかったと。入らなかったというよりも、リフトをとめざるを得なかったというような状態があるので、このような形になっているのかなというふうには思っております。当然それによりましてリフトの売り上げが、例えば2009シーズンですと5,000万円あったものが4,800万円に落ちているというようなことの原因ではないのかなというふうには思っております。  スキー場につきましては、今委員のおっしゃったように、えぼし、それから澄川、七ヶ宿というところとも連絡をとりまして、例えばえぼしで1日券を買われた方が白石に来たときに、それを提示すると割引をするとか、そういう連絡網もしております。さらに何かこういういい連携ができて、その四つのスキー場がうまく作用するようなことを考えさせていただきたいと思っております。 111 ◯管野恭子委員 成果等に関する説明書の30ページなんですけれども、この事業によって「家庭・職場・地域において主体的に取り組む機運がより一層促進された」とございます。大変結構なことだと思っております。その中で、30ページの3)のバラエティークッキング(男性対象)の内容なんですけれども、ここに参加された方、延べ人数60人と書いてありますが、この年齢層ですね。それから、このことによって参加者の感想とか、これはすごくいいユニークな企画だなと私も考えて、いいなと思っているわけなんですが、効果みたいなもの、特にここについてお聞きしたいと思うのですが、お願いします。 112 ◯遠藤信利子ども家庭課長 30ページのバラエティークッキングでございますが、5回ということで60人で、平均12名の参加ということでございます。年齢層ですが、退職された方とか、やはり熟年世代が多いかと思います。  それで、効果なんですが、奥様に手料理をもてなすとか、もしくはひとり暮らしの場合は自分で栄養価の高いような料理をつくると、そういったことで台所に立つ機会がふえたということでございます。 113 ◯管野恭子委員 本当にいい効果が生まれているなと感じております。これからも積極的に進めていただきたいなと思います。 114 ◯吉田貞子委員 先ほどの決算附表の4、5ページで、歳入の繰り越し、未収繰越ということで3億八千四百万何がしございました。こちらと、決算審査意見書の70、71ページに一般会計款別歳出決算一覧表がございますが、ここで歳出の翌年度繰越額が4億3,246万4,898円とございますが、この歳入で未収繰越とした金額とこの翌年度繰越額とした部分が、本来であれば同じ金額になるのが普通なのか、この関連はどういうことなのかお尋ねいたします。 115 ◯山谷清委員長 ページ数をもう一回。 116 ◯吉田貞子委員 (続)歳入の方は4、5ページです。歳出の方は70、71ページです。これは同じでないですか。失礼しました。決算審査意見書の70、71ページです。ごめんなさい。失礼しました。 117 ◯山谷清委員長 暫時休憩します。      午後1時29分休憩 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~      午後1時30分開議 118 ◯山谷清委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。 119 ◯遠藤智財政課長 お答えを申し上げます。  決算附表の予算現額と収入済額との比較につきましては、あくまでも国庫支出金なり県支出金の翌年度の繰越額というふうになっておりまして、決算審査意見書の70、71ページの4億3,200万円につきましては、国庫支出金等を含め市の持ち出し分ですね、それも含めた金額がこの額になっているという内容でございます。 120 ◯安藤佳生委員 成果等の102ページ、ちょっと確認だけしておきたいのですけれども、消防費に関して事業の実施内容のア.の(ウ)の部分ですけれども、背負式消火水のう(6台)となっています。これは、今白石市には8分団あるわけですけれども、どんな配備をされたのかお尋ねしておきたいと思います。 121 ◯遠藤篤志民生部長 お答えをいたします。  ア.の(ウ)の背負式消火水のう(6台)ということだと思いますけれども、これにつきましては、俗に言う山火事などのときに使うジェットシューターでございますけれども、保管につきましては消防署の方にお願いをしているということでございます。 122 ◯吉田貞子委員 ただいまの歳出決算一覧表、先ほど70、71ページと言ったところの翌年度繰越額に関してですけれども、そうしますと事業費として4億3,000万円ぐらいの金額が事業として翌年度へ繰り越すと。事業費として繰り越すということだと思うのですが、それでよろしいかどうか。そうしますと、これの財源というか、財源となるものが何なのか、この歳入、未収繰越分では足りないという考え方でよろしいのかどうかお尋ねいたします。 123 ◯遠藤智財政課長 6月議会のときに繰越明許費繰越計算書というものを出しておりますが、それが一番細かいものでございます。後ほどご参考にしていただきたいと思いますが、4億3,200万円は繰り越した全部の額ということでございます。それの財源といたしましては、国庫支出金の繰越額と一般財源の繰越額がその財源になるということでございます。 124 ◯山谷清委員長 ほかに質疑ありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 125 ◯山谷清委員長 質疑なしと認めます。よって、一般会計の質疑を終わります。  次に、国民健康保険、地方卸売市場事業、老人保健、介護保険及び後期高齢者医療の5特別会計の質疑に入ります。  質疑ありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 126 ◯山谷清委員長 質疑なしと認めます。よって、5特別会計の質疑を終わります。  次に、水道事業、下水道事業の各公営企業会計の質疑に入ります。  質疑ありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 127 ◯山谷清委員長 質疑なしと認めます。よって、公営企業会計の質疑を終わります。  以上で第49号議案の質疑を終わります。  この際、暫時休憩いたします。      午後1時37分休憩 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~      午後1時39分開議 128 ◯山谷清委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。  これより討論に入ります。討論の通告がありますので、発言を許します。3番水落孝子委員。 129 ◯水落孝子委員 第49号議案・平成21年度決算の認定に反対の討論をいたします。討論といいましても、ただいま審議が終わったばかりですので原稿等もできておりませんし、簡単に骨子だけを述べさせていただきたいと思います。  この平成21年度の決算は、歳入については市税等の落ち込みが続く中、交付税等の増加に助けられた面があるように感じられました。歳入歳出における各財政指標は、ほぼいい線をいっていると思われる数字を示しておりますが、そもそもはこの平成21年度予算に基づいて執行された結果であって、市民の暮らしがよい結果を生んでいるということに連動はしていないと私は考えております。  現在のように、本当に今始まったわけでもなく、10年以上長く続いてきたこの経済情勢の中で、また、先ほども議論になっておりましたが、国のありようがこれからの問題についても不透明な中だからこそ、この冷え切っている地域経済をぐるぐると循環させていく、そしてみんなの懐を温めていく独自施策を進めることが必要であろうと思われます。  市長は、この財政運営をやってくる中で、本当によかったと思えるのは観光事業中心であると。そして、鬼小十郎まつりを初めとしてこのブームが続くのか続かないのかこういう問題もありますが、この小十郎を中心に、白石城を中心に観光を重点として続けていきたい、このように考えていることは質疑の中で再三答弁が出されておりました。そして、72の甲冑が白石市の招き猫になるように、そういう状況の中で本当にこの地域経済を温めていくものになっていくのかどうか、このことについては今後の推移を見ていきたいと思います。  そういう中では、経済効果が特産品を中心にあるというふうな、波及効果もあると思いますが、もっともっと波及効果のあるものを、地場産品だけではなく、新たに特産品をつくっていく働きかけですとか、また、地元にある中小企業、地元の業者の実態調査をして、誘致企業だけではなく応援していけるものがあるのか、そういうところ。それから、農業の問題についてでもそうですが、本当に明るい展望を持って農業を続けていけるような、そういう施策を今後続けていく必要があると思います。観光ブームの中で、この特産品には一部光が当たったようでございますが、なかなかこれが、成果を発揮するのにはある程度の時間がかかってくると思いますので、一つずつ実態に基づいた施策を展開していく必要があると思います。  予算のときにも述べましたが、毎年この数年述べておりますが、そういう意味では独自の施策がまだまだ始められていない。それに基づいた予算の執行であったわけですので、今回の決算の認定については、私は認定に反対せざるを得ないと考えておりまして、簡単ではございますが、反対の討論のかわりとさせていただきます。 130 ◯山谷清委員長 以上で通告による討論は終わりました。よって、討論を終わります。  採決に入ります。ただいま議題となっております本案については、ご異議がありますので起立により採決いたします。  本案を認定することに賛成の方の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 131 ◯山谷清委員長 起立多数であります。よって、第49号議案は、これを認定することに決定いたしました。  お諮りいたします。決算審査特別委員会において認定されました条項、字句、数字その他整理を要するものについては、その整理を会議規則第100条の規定に基づき、委員長に委任されたいと思います。これにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 132 ◯山谷清委員長 ご異議なしと認めます。よって、条項、字句、数字、その他整理を要するものについては、委員長に委任することに決定いたしました。  以上をもって、本特別委員会に付託された議案の審査はすべて終了いたしました。  この際、お諮りします。本特別委員会の審査経過と結果につきましては、来る17日の本会議において報告をいたしますが、その報告書の作成につきましても委員長に委任されたいと思います。これにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕、 133 ◯山谷清委員長 ご異議なしと認め、そのように決定いたしました。  委員の皆様方には、終始熱心にご審議をいただき、予定どおり付託案件の審査を終了することに対し、深く敬意と感謝を申し上げます。  また、理事者各位におかれましても、委員会の円滑な運営にご協力をいただき、厚く御礼申し上げます。  これをもって本特別委員会を閉会いたします。  大変ご苦労さまでした。      午後1時46分閉会  白石市議会委員会条例第30条の規定によりここに署名する  決算審査特別委員長  山 谷   清 Copyright © Shiroishi City Assembly Minutes, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...